ダイヤモンド買取で損をしない方法とは?高く売る方法をお伝えします!

エメラルドカットのダイヤモンド

誕生石

5月生まれの私は、誕生石がエメラルドです。
美しいグリーンのエメラルドは、小さい頃から自分の誕生石として好きな宝石でした。
しかし実際に結婚が決まってみると、やっぱり欲しいのはダイヤモンドです。
私も彼も宝石には全く詳しくありませんが、ダイヤモンドが宝石の中でも最高峰だということくらいは知っています。
やはり結婚は人生の大きな節目ですので、そういうときこそ最高峰のものをチョイスしたいと思ったのです。

エメラルドカットのダイヤモンド

婚約指輪を誕生石のエメラルドにするかダイヤモンドにするか決められず、結納までには何とかしなければいけないと焦り始めたころ、ダイヤモンドのカットに〝エメラルドカット〟というものがあることを知りました。
〝エメラルドカットのダイヤモンド〟私の願いが両方叶う指輪です。
しかも調べて見ると、和装にも合うカットだということで、和服を着る機会も多い私には打って付けです。

母の反対

しかしそれに対して母が反対したのです。
「ダイヤモンドと言えばブリリアントカットだ。エメラルドカットは地味だからやめなさい」
母の言い分も一理あると思いました。
確かにブリリアンカットの方が若さもありますし、何より輝きが違います。
誕生石じゃないのなら、カットの名前ばかりエメラルドにしたって、ほとんど意味はありません。

私はかなり悩みました。
一生に一度のことですから、後悔はしたくなかったのです。

ジュエリーショップへ

とにかく実物を見てみよう、ということになり、私と彼は二人でジュエリーショップに行きました。
目に入る婚約指輪らしい指輪は、ほとんどラウンドブリリアンカットでした。
キラキラしていてとてもキレイだったので、ラウンドブリリアントカットに決めてしまってもいいかな、とも思いました。

彼がお店の人に「エメラルドカットのものはありませんか」と訊いてくれました。
別のショーケースから出されたエメラルドカットのダイヤモンドは、やはり婚約指輪というよりゴージャスな奥様が指にはめていそうな指輪でした。
お店の方も、「婚約指輪としては、ラウンドブリリアントカットのものをお勧めします」と言い、誰もエメラルドカットを勧める人はいませんでした。
決め兼ねた私は、その日は買わずに店を出ました。

彼のお母さまの助言

私の母もお店の人もラウンドブリリアントカットを勧める中、彼だけはエメラルドカットを認めてくれていました。
大粒のダイヤなので値段は70万円ほどしましたが、言われていた予算通りだったので金額には問題ありませんでした。

彼の家に遊びに行ったとき、私が婚約指輪のことで悩んでいると聞いた彼のお母さまが、私に助言をしてくれたのです。

「婚約指輪をもらうのはあなたなんだから、あなたが好きなものを選ぶといいのよ。
 誰が気に入ったって、あなたが気に入らなければ意味がないんだから」

そう言われてハッとしました。
私は、母の気に入るように、友だちや周りの人に羨ましがられるようにと、どこかで人の目を気にしていたのです。

婚約指輪の購入

私は彼と一緒に、再度ジュエリーショップへと向かいました。
今度はハッキリとエメラルドカットのダイヤモンドを見せてほしいとお願いし、指にはめて鏡に映してみました。
私の指にしっくり来て、私は「やっぱり素敵だ!」と思いました。
店員の方が「婚約指輪としては、ラウンドブリリアントカットをお勧めします」と言ってから、「でもお客様にはエメラルドカットもお似合いですね!」と言ってくれました。
彼は一貫してエメラルドカットのものを勧めてくれていたので、その場で購入を決めてしまいました。

母は少し呆れていましたが、「気に入ったものがあって良かったわね」と言ってくれました。
サイズのお直しが出来上がったら、受け取りに行きます。

ずっと見守って、急かすことなく待ってくれて、快く購入してくれた彼には感謝しています。

夫にもらったダイヤモンドのネックレス

婚約指輪

今の夫と結婚が決まったとき、婚約指輪は一緒に選んで決めようと夫が言ってくれました。
何軒かの宝石店に足を運び、いろいろな指輪を見ました。
婚約指輪として売られているものは高価なものばかりで、とても私たちに買えるものではありませんでした。

私たちには、婚約指輪を買うための予算があまりありませんでした。
彼は就職が決まったばかりの新人社員で、給料も安く、貯金もほとんどない状態。
同い年の私は、高卒で先に就職していましたが、もうすぐ退職しなければいけないという状態。
さらに出産費用も貯めなければいけないし、出産準備もしなければいけません。
私たちは授かり婚でした。

出産するためには仕事を辞めなければいけませんが、私が仕事を辞めらた生活していくだけでも大変です。
そんな中でも「指輪を買いに行こう」と言ってくれた彼の気持ちだけは嬉しく思いましたが、現実を見ていないようで不安もありました。
結婚指輪は雑貨屋でお揃いの指輪を買ってあったので、私はそれだけでいいと思っていました。

結婚後の生活

結婚生活が始まると、婚約指輪のことなどどうでもいい問題になってしまいました。
夫は、「いつか大きいダイヤモンドの指輪を買ってやる」と言っていましたが、私はその気持ちだけで十分でした。
夫にとっては、私に指輪を買ってあげられなかったことが、悔やまれて仕方なかったようです。
でも、現実的に無理な話しでした。

私には少しだけ貯金がありましたが、アパートを借りたり家財道具を揃えてほとんど残りませんでした。
私も夫も親の援助は受けらないので、二人で頑張らなければいけませんでした。
出産準備は激安赤ちゃん用品の量販店で揃えるつもりでしたが、それでも10万円くらいは掛かることを知って、タメ息が出たのを思い出します。
出産費用は40万円ほど。
これも想像以上でした。

臨月に入って私は仕事を辞めたので、いよいよ家計を切り詰めなければいけませんでした。
苦しい家計の中、夫への小遣いは毎月2万円ほど。
お弁当を作っていたので昼代はかからないにしても、男の人にとっては少ない小遣いだったと思います。

出産後の夫からのプレゼント

何とか出産準備の買い物も間に合い、出産費用もようやく貯めることができました。
節約節約の毎日でしたが、思い返しても辛くはありませんでした。

そしていよいよ赤ちゃんが生まれました。
出産は本当に大変でしたが、赤ちゃんと会えた喜びは何物にも代え難い幸せでした。
夫もとても喜んでいたので、本当に幸せを感じていました。

出産から数日後、夫が病院に来たとき、私にリボンの付いた包みを渡しました。
私はとても驚き、包みを開けると、一目でネックレスのケースだということが分かりました。
中を開けると、そこには小さなダイヤモンドのネックレスがありました。

夫は「指輪にしようかと思ったんだけど、それはいつか婚約指輪を渡すまで買いたくないから」と笑って。
「ダイヤモンドが小さすぎるけど、お小遣いを貯めてこれが精一杯だったよ」と言いました。
そして「出産、お疲れさま。ありがとう」と言ってくれたのです。
私は涙が溢れて、夫がどんな気持ちでお小遣いからお金を貯めていたのかと思うと、有り難くい思いでいっぱいになりました。

ダイヤモンド

どんなに小さなダイヤモンドでも、私にとっては初めてのダイヤモンドでした。
これからどんなに立派なダイヤモンドを見る機会があったとしても、私には夫からもらった小さなダイヤのネックレスが最高級です。
小さなダイヤモンドでも、キラキラと輝く様はとても素敵です。

そして、夫が婚約指輪の約束を忘れていないことも嬉しかったです。
叶わなくても、その気持ちだけで十分だと思っています。
お金では買えない幸せを感じています。

0.5カラットのダイヤモンド

結婚の話し

彼とのお付き合いは、まだ1年でした。
私としてはまだもう少しお付き合いを続けたいと思っていたのですが、彼が9つ年上で、年齢的にも結婚を急いでいたようです。
結婚の話しが出て、「1年以内に結婚できないのなら別れよう」とまで言われたのです。
私は仕事が面白くなってきていたので、彼には正直にそう伝えました。
「結婚しても仕事は続ければいい」とは言われましたが、「年齢的にもすぐにでも子どもがほしい」とも言っていたので、子どもができれば仕事を続けることができなくなるかもしれませんし、続けられたとしてもそれまでのような働き方はできなくなるかもしれない、という不安はありました。
私は返事を保留にしたまま、少し時間が欲しいと伝えました。

一度は別れた私たち

どんなに考えても、結婚と仕事のどちらかを選ぶことなどできませんでした。
彼から返事を促す言葉があり、決められなかった私はそれ以上彼を待たせることができず、別れる選択をしました。
彼は一度は了承し、私たちは一度は別れたのです。
しかしそれから1ヶ月した頃、彼から連絡があったのです。
「やっぱり別れたくない」という彼に、私もすぐに同意しました。

結婚の条件

でも、それでも私はその時の仕事のスタンスを捨てる覚悟はできませんでした。
責任ある立場になり、仕事の面白さがやっと分かってきたときでした。
プロジェクトのリーダーとして、仕事に遣り甲斐を感じていました。
そんなとき、結婚をして子どもができたら・・。
それを想像すると恐怖すら感じたのです。

私はそのことを彼に正直に話しました。
私たちは時間を掛けて何度も何度も話し合い、彼の年齢的なものやいろいろな背景についても話し合いました。
結果的に、彼は私の希望に承諾してくれて、結婚をしても仕事を続けること、子どもは当分作らないことを約束してくれたのです。

婚約指輪の購入

婚約指輪は一緒に選びに行くことになりました。
宝石店へ行き一緒に指輪を選んでいると、本当に幸せでした。
店員さんが出してくれた120万円もするグレードの高いダイヤモンドは、さすがに見るだけにしておきました。
最終的には数点のダイヤモンドの指輪に絞りましたが、一般的に良く出ているという0.3カラットのダイヤモンドより、0.5カラットのダイヤモンドの方が見栄えが良くて綺麗に見えるのは当然で、でも値段の差が30万円近くもあるのです。
さすがに高い方を「こっちがいい」とは言えずに、私は0.3カラットの方を選んだのです。
すると彼が「せっかくだからこっちにしよう」と0.5カラットのダイヤモンドの指輪を指さしたのです。
でも私としては、勝手な条件を並べた上に、高価な婚約指輪を買ってもらうことに気が引けていたのです。
彼はそんな私の気持ちを察したように、「この指輪にしたいのは俺だから」と言ってくれました。

指輪は0.5カラットのダイヤモンドのものに決め、お店を出ると涙が出ました。
こんなワガママな自分が、彼に対して申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

結婚式の準備

私たちは結婚式にむけて準備中です。
準備中には何度かケンカになりそうなこともありましたし、新居を決めたり新婚旅行の行き先を決めたりするたびに、何かしら意見がぶつかることはありましたが、私のワガママを聞いてもらったので今度は私が意見を引っ込めるようにしています。
彼の譲歩を思うと比較にもなりませんが、私なりにワガママを通したことを申し訳なかったと思っているし、本当に有り難いと思っているのです。
0.5カラットのダイヤモンドは何度見ても美しく、彼の想いを感じてとても重みを感じています。
結婚を決めて良かったと心から思います。

プロポーズと一緒に渡したダイヤモンドリング

結婚の意思

妻には付き合って4年と少し経った頃にプロポーズをしました。
元々僕のしつこいアプローチに彼女が根負けする形で付き合うようになった僕たちは、4年経ってもいつも彼女の方が優位に立っているような関係でした。
プロポーズは僕にとっては賭けでもあったのです。
付き合って4年の間には、結婚の話しが全くでなかったわけではなかったけど、彼女の反応にはいつも意思が見えませんでした。
僕も30歳になり実家の親にも結婚のことを聞かれるようになって、そろそろ真剣に考えなければいけなくなりました。
彼女にストレートに聞こうかとも思いましたが、それは何か違うような気がして、プロポーズという形で結婚の意思を確かめようと考えたのです。

初めての宝石店

プロポーズをするために、私はダイヤモンドリングを購入することにしました。
成功すればそれが婚約指輪になりますが、断られたら無駄になってしまいます。
それでも僕の気持ちを伝えるには、必要だと思ったのです。

宝石店など入ったことがない僕はとても緊張していましたが、お店の方が声を掛けてくれたので助かりました。
僕は彼女に婚約指輪を贈りたいことを伝え、全く知識がないことも伝えました。
サイズを伝え、お店の方のアドバイスで、ラウンドブリリアントカットのダイヤモンドの指輪を購入しました。
価格は82万円で僕にとってはとても高価なものでしたが、見た中では一番キレイで気に入ったものでした。

プロポーズ当日

プロポーズ当日、デートの最後に食事をしてから、少し歩いて海の見える公園に行くつもりでした。
プロポーズはその公園でするつもりだったのです。
しかし彼女はその日「〇〇の△△が食べたい」と言い、公園から遠いお店に行くことになってしまったのです。
そうなるとプロポーズの場所を変更しなければいけません。
食事をしながら、近くでプロポーズができそうな場所を考えました。
彼女からは「話しを聞いていない」「楽しくないの?」「怒ってるの?」と言われる始末で、とうとう彼女が不機嫌になってしまったのです。
僕は焦って誤解を解こうをしましたが、機嫌が悪くなった彼女を強引にでも僕のペースに引き込むことなどできませんでした。
「帰る」という彼女の後を追って駅まで行き、「もうここでいい」と目も合わせずに言う彼女の腕を掴んで、最後の勇気を振り絞って引き留めました。
「頼むから話しを聞いてほしい」と僕が言うと、「なに?」と彼女が向き直って怒ったように言いました。
最悪の展開です。

カラカラに喉が渇いて少し声がひっくり返ってしまったけど、「結婚してほしい」と僕が言うと、驚いた顔をして彼女の怒りが消えるのが分かりました。
僕はバッグの中から指輪の箱を取り出しました。
指輪の箱はうっかり包装されたままで持って来ており、僕の計画の指輪のケースをパカッと開けて指輪を見せることができませんでした。
慌てた僕はその場でリボンをほどき、包装紙を剥ぎ取り、リボンと包装紙をまとめて小脇に挟んで、彼女に向かって指輪のケースをパカッと開けて見せました。
彼女は泣き笑いで「カッコ悪いよ」と言って、それから「よろしくお願いします」と言ってくれました。

気付くと周りには少しだけ人だかりができていて、「おめでとう!」と言ってもらうことができました。

ダイヤモンドリング

彼女とは無事に結婚することができました。今は僕の妻です。
プロポーズのときのことは、今では笑い話です。
プロポーズの場所、タイミング、ケースを開けてパカッと見せる、全てが計画通りに行かなかったプロポーズでしたが、だからこそ鮮明に覚えているのかもしれません。
あの日、おろおろしながら買いに行ったダイヤモンドリングは、妻もとても気に入って時々手元で光らせて出掛けています。
今年は結婚10周年ですので、ダイヤモンドを贈ろうと思います。
あれ以来、初めての宝石店なので、またオロオロしながら行くことになりそうです。

ダイヤモンドの屈折率

ダイヤモンドの美しさ

ダイヤモンドの美しさは、何と言ってもその“輝き”ですね。
美しい輝きは、ダイヤモンドの硬度と屈折率、いくつかの性質が関連しているものです。
ダイヤモンドの硬度は鉱物の中で最も硬い数値『10』で、ご存知の通り地球上で最も硬い物質なのです。
硬い物質にはシャープなカット面を作ることができますので、ダイヤモンドの表面は非常にシャープな面となっており、光をキレイに反射する一つの条件になっています。

光が屈折する仕組み

光の屈折が起こるのは、光学的に空気中とダイヤモンド内部の密度が違うからです。
『屈折率が高い』というのは、ダイヤモンドに入った光が内部で折れ曲がる角度が鋭いというこです。
ダイヤモンドの光は、表面で“反射”するものと内部で“屈折”するものがあります。

表面で反射する光

表面で反射する光は、ダイヤモンドの表面(カット面)の質に影響されます。
硬度の高いダイヤモンドはシャープなカットが可能ですので、光の反射が強くなり、また鋭くなります。
ダイヤモンドの美しい輝きの理由の一つですね。

内部で屈折する光

内部で屈折する光は、ダイヤモンドの内部で反射します。
硬度の高いダイヤモンドですから、研磨された刃物のようなシャープなカット面で屈折光を跳ね返します。
内部反射した光は屈折して外に跳ね返され、輝きとなって目に写ります。
星の瞬きにも似たダイヤモンドの光は、このようにして生まれるのです。
この効果がダイヤモンドの美しい輝きの理由の一つとなっています。

ダイヤモンドの屈折率

ダイヤモンドの美しい輝きは、その屈折率の高さも重要な要素です。
屈折率とは、上記で説明した『当てた光がダイヤモンド内部で折れ曲がり、角度を変えて反射する仕組み』の確率の事です。
屈折率が高ければ反射する光は強く鋭くなりますので、美しい輝きを作ります。

ダイヤモンドの屈折率は宝石の中でも最高の2.419です。
ただし、カット方法によっては屈折率に違いが生じるため、輝きにはカットの仕方も重要な要素となりますね。
ダイヤモンドのカット方法で最も人気の高いものはブリリアントカットですが、このカットはほかのカット方法に比べて屈折率を高くすると言われています。

屈折率は宝石鑑定の基準としては重要な要素となりますが、屈折率が最も高いダイヤモンドの次にガーネットの1.7~1.89が高い数値となっています。
ルビーやサファイアは1.76~1.77、屈折率が高そうな水晶は1.54~1.55と低めです。
偽ダイヤモンドで有名なキュービックジルコニアの屈折率は2.15~2.18と意外と高く、等軸晶(結晶系)や単屈折の屈折率など共通点は多く、偽ダイヤモンドとは言え輝きで大きく劣ることはないようです。
キュービックジルコニアは、鑑定士も間違えるほど高品質で屈折率が高く、ただし強度はダイヤモンドには足元にも及びません。

ダイヤモンドの反射率

ダイヤモンドの美しい輝きには表面の反射率も非常に重要です。
ガラスの反射率は4%、シリコンは31%、対してダイヤモンドは18%です。
反射率は光の入射角度が大きく影響します。
ダイヤモンドのカットの仕方によって、細かいカットほど分散値が高くなり、鋭い光を放ちます。

光の分散

白い光は様々な色の集合体ですので、それぞれの色で別の屈折率を持っています。
ガラスプリズムの光は虹色に輝き、これを『光の分散』と言います。
ダイヤモンドの白色光は様々な色に分解し、分解された光は内部反射し、屈折して虹色の光となります。

ダイヤモンドは適切なカットをされていれば、光り輝く効果を持っています。

①ダイヤモンドの表面で反射する光。
②ダイヤモンドの内部で屈折し反射して、さらに屈折して外に出る光。
③分散効果による光。

この3つがダイヤモンドの美しい輝きの秘密です。

ダイヤモンドの汚れ

輝かなくなるダイヤモンド

ダイヤモンドジュエリーをお持ちの方は、ダイヤモンドをよく見てみてください。
購入当初の輝きと、変わりない輝きを放っていますか?

「もっと輝いていた気がする・・」「輝きがくすんだ気がする・・」という方は、もしかしたらダイヤモンドが汚れているのかもしれません。
汚れが付いていては、さすがのダイヤモンドも輝くことはできません。
ダイヤモンドは親油性の高い物質ですので、油分を引き寄せて付着させやすく、手で触れただけでも皮脂が付着してしまいます。
さらに、指に付ける指輪の場合、化粧品やお菓子の油分や皮脂汚れは日常的についてしまうでしょう。
そしてその油分にホコリが付着してしまいますので、一層輝かないダイヤモンドになってしまうのです。
ダイヤモンドの品質は汚れたくらいで劣化することはありませんが、汚れたダイヤモンドの評価は非常に低くなります。

ダイヤモンドの洗浄

ダイヤモンドの洗浄は、ジュエリーショップなどで行うものだと思っていませんか。
では、ジュエリーショップに持ち込んで洗浄してもらう頻度は、どれくらいでしょう。
ダイヤモンドは、使用頻度にもよりますが、できるだけ定期的な洗浄が必要です。
毎日付けているものなら、2週に1回~月に1回は洗浄したいところですね。
そこで家庭で洗浄する習慣を付けましょう。

では、家庭でできる洗浄方法をご紹介します。

[用意するもの]

・タオル
・柔らかい歯ブラシ
・中性洗剤
・洗剤液を入れる容器
・ぬるま湯

洗浄する前に、ダイヤモンドジュエリーに緩みはないかを必ず確認して下さい。
緩みがある場合には、ジュエリーショップで修繕をしてもらいましょう。

①洗剤液の準備

容器にぬるま湯を入れ、中性洗剤を溶かします。
(固形石鹸を使うとジュエリーのデコボコに石鹸が残る場合がありますので、使用は避けましょう。)

②汚れを浮かせる

洗剤液の中にダイヤモンドジュエリーを入れ、汚れを浮かせます。

③汚れを落とす

柔らかい歯ブラシで擦って、汚れを落とします。
特に裏側部分に汚れが溜まっていることがありますので、裏も表も確認して下さい。
ダイヤモンドは地球上で最も硬い鉱物ですので、歯ブラシで擦ったくらいでダイヤモンドが傷つくことはありません。
しかしジュエリーの土台に使っている金やプラチナに傷が付くことはありますので、気を付けなければいけません。

④すすぎ

洗剤液を捨て、新しいぬるま湯を容器に入れてダイヤモンドジュエリーをすすぎます。
ぬるま湯の中で強めに振ると、残っていた汚れが取れるでしょう。

⑤拭き取り

よくすすいで完全に洗剤を落としたら、タオルで水分を拭き取ります。
柔らかいキッチンペーパーでも良いでしょう。

⑥完全に乾かす

水分を拭き取ったら、ドライヤーの風を当てて完全に乾かします。
水分が残らないように、気を付けてください。

どうですか。
簡単に家庭でも洗浄できることが、お分かりいただけたでしょうか。
所要時間は僅か10分程度です!

ジュエリーショップでの洗浄

家庭では、上記のような方法で洗浄を行いましょう。
使用した日は必ず柔らかい布で汚れを拭き取るようにし、汚れを溜めないのもポイントです。

ジュエリーショップでは、超音波洗浄を行ってもらうことができます。
家庭で行う洗浄より、細かい部分の汚れを落とすことができますので、併用して行うことをお勧めします。
ジュエリーショップでの洗浄は、家庭で洗浄を行っていれば、例えば『ショップの近くに行く用事があるとき』や、或いは『どうしても気になる汚れがとれないとき』くらいで十分でしょう。

ダイヤモンドの輝き

ダイヤモンドの輝きは、衰えることのない永遠のものです。
せっかくの美しい輝きを損なわないためにも、ダイヤモンドをキレイに保ちましょう。

ダイヤモンドの指輪、プラチナ?ゴールド?

プラチナとゴールド

プラチナとゴールドはいずれも化学的に安定した物質で、単体の純金属では酸化などで変化することがない物質です。
希少性が高く、装飾品としては古くから使用されており、アレルギーの発生率が非常に低いことも知られていますね。

白金とも呼ばれるプラチナは銀白色、ゴールドは金色です。
ただし、プラチナもゴールドも非常に柔らかい物質のため、ほかの金属と合わせて合金にし、アクセサリーに加工にされます。
ゴールドには、ホワイトゴールド、ピンクゴールド、イエローゴールド、グリーンゴールドなどがありますが、これは混ぜる金属の種類や配合率で色が決まります。
同じデザインのリングでも、比重が異なるプラチナとゴールドでは身に付けたときの雰囲気が違います。
プラチナの方が重く、比較すると金の方が軽くなります。

日本ではプラチナを選ぶ方が多くなっていますが、欧米ではホワイトゴールドを好む方が多いようです。
英国王室のウィリアム王子とキャサリン妃のロイヤルウエディングでは、結婚指輪はイエローゴールドでした。
あまり知られていませんが、英国王室では一つの金塊から代々結婚指輪を作る習わしがあるのです。
価値観や文化は国によっても異なりますし、同じ日本の中でもライフスタイルや好みで異なりますね。
最近は、様々な価値観が受け入れられるようになり、プラチナやゴールドだけでなく、シルバーやチタンやステンレスなどの結婚指輪も人気があります。
ただし、婚約指輪や結婚指輪は長年身に付けるものですので、高品質のプラチナやゴールドの方が品質の変化が少ないことを期待できるでしょう。
また、プラチナやゴールドはサイズ直しの対応がしやすいという点も重要ですね。

ダイヤモンドとプラチナかゴールドか

婚約指輪で最も人気がある宝石は“ダイヤモンド”です。
ダイヤモンドの婚約指輪を購入する際、土台をプラチナにするかゴールドにするかで悩む方は多いでしょう。
好みがハッキリしていれば悩むことはないのかもしれませんが、「どっちにしたらいいのか分からない」という方は多いでしょう。
婚約指輪や結婚指輪は一生ものですので、後悔のない選び方をしたいですね。

プラチナの特徴

プラチナの大きな特徴の一つとして、何と言ってもダイヤモンドの相性が非常に良いことが挙げられます。
プラチナの白い輝きにダイヤモンドが映え、輝きが一層美しくなります。
ダイヤモンドの永遠の輝きは、永遠の愛を誓う婚約指輪にピッタリですね。
さらに、希少価値が高いプラチナは、傷が付きにくくて変質しにくいことで、ダイヤモンドの輝きを一生失うことがないでしょう。

ゴールドの特徴

ゴールドの最も大きな特徴として、黄色人種である日本人の肌の色に合うという点が挙げられます。
黄色みがかった色はダイヤモンドとの相性はあまり良いとは言えませんが、逆にその色が日本人の肌に合っています。
また、傷が付きにくく変質しにくいため、長年身に付ける結婚指輪や婚約指輪に合っている金属だと言えますね。
ゴールドは柔らかい印象があるようですが、強度はプラチナとはほぼ変わりません。
最近は、ゴールドにもホワイトゴールドやイエローゴールド、ピンクゴールドなどがあり、カラーバリエーションも豊かになっています。

プラチナ&ゴールドのコンビ

プラチナ&ゴールドのコンビのデザインも非常に人気が高くなっています。
どちらものいいとこ取りのコンビは、デザインが個性的で非常にゴージャスな印象を受けます。
ほかに着けるアクセサリーがプラチナでもゴールドでも問題なく組み合わせることができますし、一点で着けても華やかな印象となるでしょう。
ただし、プラチナとゴールドでは熱による膨張率が異なるため、もしもサイズ直しが必要になってもできない場合もあります。

このように、プラチナにもゴールドにもそれぞれの良さがあり、逆に難点もあります。
好みやライフスタイルに合わせて、選ぶと良いですね。

ダイヤモンドは木炭と同じ炭素でできている?

炭素がダイヤモンドに

婚約指輪で最も人気があるダイヤモンドは、女性にとっては永遠の憧れでしょう。
指輪に限らず、ネックレスやピアス、イヤリングなど、様々なジュエリーとして販売されています。

永遠の輝きを放つダイヤモンドが、炭素からできていることはご存知でしょうか。
炭素と言えば、あの真っ黒い木炭です。
ダイヤモンドと木炭が、とても同じ成分からできているとは思えないでしょう。

1796年、イギリスの化学者スミソン・テナントが、ダイヤモンドが炭素からできているという事実を発見しました。
スミソンは、ダイヤモンドの燃やすことで、黒鉛やすすと同じ炭素の成分だということを発見しました。
ダイヤモンドを燃焼させるためには非常に高い温度と酸素が必要ですが、燃焼させると木炭と同様に二酸化炭素を排出します。

黒鉛は鉛筆の芯ですが、ダイヤモンドも黒鉛も成分は同じ炭素です。
二つは全く異なる外見を持っておりますが、その違いは形成される際にかけられる圧力と温度の違いです。
形成される過程の違いによって、炭素粒子の結合力の強さにも大きな違いがあります。

炭素がダイヤモンドになるために必要な条件

炭素がダイヤモンドになるためには、高い圧力と温度が必要です。
そして天然のダイヤモンドが形成されるには、数100万年~数1000万年単位の長い期間を要します。
ダイヤモンドの形成は、地球の100km程度の地下で行われますが、深層部は温度900~1,300度程度あり、圧力は45~60kbar程度だと推測されます。
ダイヤモンドは炭素粒子が非常に強く結合するには、地球深層部のこの環境が必要だということですね。
このときの粒子の強い結合が、ダイヤモンドの透明度の要素だと言えます。

ダイヤモンドが地上に現れるまで

地球の100km程度の深層部で形成されるダイヤモンドは、どのように地上に現れるのでしょうか。
実はダイヤモンドは、火山の噴火や上昇してくるマグマで、一気に地上へ運ばれてきます。
もしも時間を掛けてゆっくり上昇してきた場合、ダイヤモンドは確実に熱で燃え、地上に姿を現すことはないでしょう。
ですから、ダイヤモンドが地上へ現れるためには、マグマが速いスピードで一気に通り抜け無ければいけないということです。
また、古い地質がある地域で採掘されることが多いダイヤモンドは、南アフリカ、ロシア、オーストラリアなどで採掘されることが多いようです。

ダイヤモンドの原石を採掘するまでには、様々な条件が重なり、長い期間が必要だということですね。

一般的な宝石の構成

宝石と言えば、エメラルド、ルビー、サファイアなど、非常に多くの種類があります。
これらの宝石とダイヤモンドには、構造や成分に大きな違いがあります。
その成分や構造の違いが、透明度や硬度の違いとなるのです。

一般的な宝石は、2種類以上の元素で構成されています。
例えば、ルビーやサファイヤはアルミニウムと酸素で構成され、鉱物学的には酸化鉱物の一種であるコランダムが、不純物が混じることで赤や青に変化したのがルビーやサファイヤなのです。
一方、ダイヤモンドは単一元素で構成された宝石で、これは宝石の中でも唯一です。
ダイヤモンドの構成は、99.95%以上が純粋な炭素だと考えられています。
残りの0.05%は、僅かな不純物などが含まれます。
自然界で長い期間を掛けて形成される間には、不純物が含まれるのも当然ですね。
ですから、不純物を含まないダイヤモンドはほとんど存在しません。
不純物はダイヤモンドの色や形状に影響し、個体差として2つと同じものがないのです。

ダイヤモンドは木炭と同じ炭素からできていますが、形成される過程に大きな違いがあります。
2つを並べて見てもとても同じ成分でできているとは思えませんが、これだけの経緯を辿って地上に現れた鉱物だからこそ美しい輝きを放つダイヤモンドなのでしょう。

メレダイヤモンドとは?

メレダイヤモンドは引き立て役

レメダイヤモンドをご存知でしょうか。
婚約指輪で最も人気がある宝石はダイヤモンドです。
その婚約指輪の主役のダイヤモンドを引き立てるように、周りに散りばめられた小さなダイヤモンドがありますね。
それが〝メレダイヤモンド〟です。

メレダイヤモンドとは?

メレダイヤモンドの“メレ”はフランス語で“melee”という綴りです。
“小粒の石”という意味で、つまり“メレダイヤモンド”は『小粒のダイヤモンド』という意味です。

小粒と言っても、どの程度小粒のダイヤモンドなのでしょう。
メレダイヤモンドは一般的に0.1ct以下のダイヤモンドを指し、主役の中石を引き立てる脇石として使われたり、或いは結婚指輪にも使われています。
結婚指輪などを飾るメレダイヤモンドは指輪本体の輪の部分に敷き詰められますが、このデザインを『パヴェデザイン』と言います。
“パヴェ”とはフランス語で“石畳”という意味で、その名の通りメレダイヤモンドを石畳のように敷き詰めたデザインです。

主役の中石を引き立てる脇石としてメレが使われたデザインを『メレデザイン』と言い、ダイヤモンドに関わらず大粒の宝石の周りに散りばめるようにメレを飾ったものとなります。
主役の中石が小ぶりのものであっても指輪全体のボリュームが出て、華やかでゴージャスな印象となります。

またレメデザインの中には、中石を使わずにメレダイヤモンドだけを使ったデザインのものもあります。
いくつものレメダイヤモンドを使ってボリュームを出したデザインや、レメダイヤモンドを1粒だけ使ったデザインなどがあり、ストレートのリングやS字のリングなどバリエーションも非常に豊富です。
レメダイヤモンドを埋め込む数や場所など、オリジナリティのある指輪を作ることができます。

また、時計の文字盤にダイヤモンドが散りばめられたものがありますが、あれもレメダイヤモンドです。
小粒のダイヤモンドながら、非常にゴージャスな仕上がりですね。

レメダイヤモンドの価値

レメダイヤモンドを使った指輪は、様々な表情を持っています。
レメダイヤモンドの指輪はシンプルにもゴージャスにも仕上げることができ、脇役としても主役としても活かすことができます。
非常に小さなダイヤモンドですので、「本物のダイヤモンドなの?」と思われる方が多いようです。
鑑定書がある指輪であれば、レメダイヤモンドにも『4C』の評価があるでしょう。
もちろんきちんとデザインカットされたダイヤモンドです。
ですから輝きは大きなものにも負けないものを持っています。
光が当たると美しく反射し、レメダイヤモンドがキラキラ輝きます。

レメダイヤモンドが作られる過程

ダイヤモンドは、自然界から採掘された天然の石です。
原石が採掘されると、宝石としてのダイヤモンドにするために原石の1/4が切り取られます。
残りの3/4のダイヤモンドはさらに形作られて研磨され、美しいカットのダイヤモンドとして生まれ変わります。
その、最初に切り取られた1/4の原石からは、もう単体の一粒ダイヤモンドを取ることはできませんが、ダイヤモンドとしての価値は十分にあります。
レメダイヤモンドは切り取られた1/4のダイヤモンドから形作って研磨して、作られたものです。

よくレメダイヤモンドを“屑ダイヤ”という言い方をする方がいますが、レメダイヤモンドと屑ダイヤは違うものです。
屑ダイヤとは評価することのできない価値のないダイヤモンドのことで、グレードも輝きもレメダイヤモンドとは全く違います。
レメダイヤモンドはきちんと評価することのできる価値のあるダイヤモンドで、大きさが小粒だというだけなのです。

ダイヤモンドの供給

ダイヤモンドの形成

ご存知の通り、ダイヤモンドは自然界で生まれたものです。
地球の地下100km以上の深層部の高温高圧な環境で、長い期間をかけて炭素が結晶化したものです。
形成されたダイヤモンドは、マグマの中で噴火で地上に現れます。
一気に噴き上げられなければ、ダイヤモンドは燃えて正体をなくしてしまうでしょう。
最も古いダイヤモンドは、現在見つかっているもので45億年前に形成されたものだと言われています。
地球の誕生は46億年前だと言われていますので、地球誕生とともにダイヤモンドの形成も始まっていると考えられます。

ダイヤモンドの供給

ダイヤモンドと言えば、非常に高価な宝石だというイメージをお持ちの方も多いでしょう。
ダイヤモンドの価値を上げ、最高級の宝石にしたのは有名な『デビアス社』だと言われています。
元々ダイヤモンドは非常に希少価値が高く、一部の権力のある人間が持つ程度の量しかありませんでした。
しかしダイヤモンドが採掘できる鉱脈の発見や採掘技術の進歩により大量のダイヤモンドを採掘できるようになり、19世紀には飛躍的に生産量が増加しました。
業者は少しでも多く売りたいと考え、それなりの需要もありましたので、採掘量がどんどん増加するとダイヤモンドの価値が下がることが懸念されたのです。
需要よりも多い供給があると、ダイヤモンドの値打ちは下がり、価格も急激に下落します。
実際、アフリカ大陸の南アフリカ共和国でダイヤモンド鉱脈が発見され、飛躍的に生産量が上がった際、ダイヤモンド原石の供給量が一気に増加して投げ売り状態となったため価格が下がり、ダイヤモンドの採掘業者はその経営が厳しいものとなりました。

そこでデビアス社は、そのような状態を避けるためにダイヤモンド鉱山を買収し、新しい鉱山が発見されても生産されるダイヤモンドを全て買い取る保証をして、需要と供給のバランスを取るように世に送り出すダイヤモンドの量を調整しています。
あまり多量なダイヤモンドが出回ると、その希少性が薄れて価値が下がり価格も下落してしまいます。
逆に、あまりに少量のダイヤモンドで価格が高騰すると、人々はダイヤモンドを求めることを辞めてしまいます。
まさに、需要と供給のバランスが重要なのです。

ジュエリーとしてのダイヤモンド

ダイヤモンドは45億年前に生まれて、すぐに多くの人たちに愛されたわけではないでしょう。
貴族や一部の権力のある人たちに急激に人気を集めるようになったのは、加工方法が確立されてからでしょう。
元々はただの硬い透明な石でしかなかったダイヤモンドは、原石のままではあの美しい輝きを見ることはできませんでしたし、価値の低いものでした。
最も古いダイヤモンドの研磨方法は、タイやモンド同士を擦り合わせて出た粉末を皮に付け、その皮でダイヤモンドを擦るというやり方でした。
これは15世紀にヨーロッパで宝石職人が考案したものだと言われています。

さらにルネッサンス時代のヨーロッパでは、美しいジュエリーが宝飾品としてもてはやされました。
多くの人たちがエメラルドやルビー、真珠、サファイヤなどを好んでファッションに取り入れ、この頃のダイヤモンドはまだまだ脇役だったようです。
加工方法が確立されたことで、ダイヤモンドのカットは幅を広げ、徐々に宝石としての価値や評価を高めていったのです。
1700年頃には、現在も最も人気のある、ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出す『ラウンドブリリアントカット』がベネチアで生まれました。

供給の拡大によるコントロール

こうしてダイヤモンドの需要が増え、上記で述べた供給の拡大が始まったのです。
多くのダイヤモンド採掘業者が厳しい経営状況に追いやられ、同時にダイヤモンドの価値はどんどん下がっていったのです。
ですから、ダイヤモンドは今でも『デビアス社』によって供給を絶妙にコントロールされ、その価値を保っているのです。

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